Q. 心理学などの知識が全くない初心者や、競技経験がない人でも資格は取れますか?
A. はい、問題ありません。受講生の多くが全くの初心者からスタートしています。
当協会の講座を受けるにあたって、心理学の専門知識や、輝かしい競技実績は必要ありません。実際に受講されている方のバックグラウンドは、会社員、主婦、医師、学校の先生、元アスリートなど非常に多岐にわたります。
当協会がお伝えしているのは、「脳の仕組み」に基づいた、誰にでも再現可能なアプローチです。予備知識がない真っ白な状態の方のほうが、むしろスムーズに吸収できることも多くあります。
「選手を支えたい」という想いさえあれば、ゼロからプロのコーチを目指せるカリキュラムになっていますので、ご安心ください。
Q. 「スポーツメンタルコーチ」と「メンタルトレーナー」の違いは何ですか?
A. 「答えを教える(ティーチング)」か、「答えを引き出す(コーチング)」かの違いがあります。
一般的に「メンタルトレーナー」は、先生のような立場で、メンタルを強くするための知識や技術を選手に「教える・指導する」ことがメインです。
一方で、私たちが育成する「スポーツメンタルコーチ」は、選手と同じ目線に立ち、対話を通じて選手の中にある答えや可能性を「引き出す」ことを重視します。
「こうしなさい」と教えられたことは忘れやすいですが、選手自身が「こうしたい!」と気づいたことは、強い行動力に変わります。当協会では、選手が自ら考え、本番で実力を発揮できるようになるための「対話の技術(コーチングスキル)」を専門的に学びます。
Q. 資格を取った後、副業や週末だけの活動から始めることはできますか?
A. はい、可能です。今の仕事を続けながら、週末起業や副業としてスタートしている方はたくさんいらっしゃいます。
最初から専業のメンタルコーチとして独立する方もいますが、まずは今の生活基盤を大切にしながら、土日や平日の夜を使って活動を始める方が大半です。
近年はオンライン(Zoomなど)でのコーチングが普及しているため、場所を選ばずに全国の選手をサポートすることが可能です。
協会としても、無理のないペースで実績を積み重ね、徐々にプロフェッショナルとしての活動幅を広げていくことを推奨しています。
Q. 資格を取得すれば、すぐにプロのコーチとして食べていけますか?
A. 資格は「スタートライン」であり、取得だけですぐに生計が立つわけではありませんが、そのための「稼ぐ力」を身につけるサポートも行っています。
これはどの資格にも言えることですが、資格証を持っているだけで自動的にお客様が来るわけではありません。プロとして食べていくためには、コーチングの技術に加えて、「自分を知ってもらう活動」や「信頼関係の作り方」が必要です。
しかし、ひとりで集客やビジネスを学ぶのは大変です。そのため当協会では、資格取得講座の中で、単なるスキルの習得だけでなく、「どうやってクライアント(選手)と出会うか」「どのように契約をいただくか」といった、活動を軌道に乗せるための実践的なノウハウもお伝えしています。
また、資格取得後の活動支援として、協会公式の「認定スポーツメンタルコーチ検索ページ」にご自身のプロフィールを掲載できる仕組みをご用意しています。
このサイトには、「メンタルコーチを探したい」と考えている多くのアスリートや指導者、保護者の方が訪れます。実際に、この検索ページを見た方から直接お問い合わせが入り、契約や仕事の依頼につながっている事例も数多くあります。
このようなバックアップ体制と、卒業後も学び続けられるコミュニティがありますので、焦らず一歩ずつプロへの道を進んでいただけます。
Q. 仕事が忙しいのですが、働きながら講座についていけるか不安です。
A. お仕事や家庭と両立できるよう、無理のないカリキュラムと振替制度をご用意しています。
当協会の受講生のほとんどが、社会人として働きながら、あるいは家事や育児をしながら学ばれています。そのため、講座は基本的に週末や平日の夜など、参加しやすい時間帯に設定されています。
もし急な仕事や用事で欠席してしまった場合でも、別の日に振り替えて受講したり、講義の録画データ(アーカイブ)を視聴して学習したりできるバックアップ体制を整えています(※講座の種類により対応が異なる場合があります)。
「忙しいからこそ、効率的に学びたい」という方のためのカリキュラムですので、時間のやりくりについてはお気軽にご相談ください。

