スポーツメンタルコーチ、橋本 勇郎のブログ
心から愛する競技をハイパフォーマンスで楽しむ
競技を心から愛するアスリートへ

こんにちは!
スポーツメンタルコーチ橋本です。

 

「今の競技をどうして続けていますか?」

もし、あなたがそのように聞かれたらどのように答えるでしょうか。

 

競技が楽しいから。

成長を感じられるから。

勝つのが好きだから。

 

これまで様々な競技や年代の選手をサポートしてきましたが、やはり答えは選手ごとに違ってきますし、その度にそれぞれの選手の物語があるのだなと実感します。

ふとしたきっかけでその競技にハマり、中には人生の半分以上の時間をその競技とともに歩んできている選手も。そこに掛けてきた想いや時間に少し思いを馳せるだけでも心が熱くなります。

競技を好きな力

私自身も人生の多くの時間をスポーツとともに生きてきました。

 

その時々の経験というのはどれもかけがえのないものとして、私の中にしっかりと残っています。しかし、その経験を振り返ってみると、楽しかったことばかりではないのも事実です。

 

例えば「チームメンバーとの不和」。

中学生の時私はサッカーをやっていました。
中学3年生になり副キャプテンになった私はなんとか大会で勝てるチームにしようと試行錯誤していました。
しかし、中学生という時期はきっと色々と感じることもあるでしょう。チームには私の声が大きいことに不満を持ったのか、次第に練習でふざける選手も出始めました。

真面目に練習したい自分と、楽しければ良い選手たちとの温度差で私はチームの中で孤立してしまいました。

そんな状態の中迎えた最後の大会では、あっけなく一回戦敗退。

ふざけていた選手が泣いていたことに「やるせなく」なった覚えがあります。


例えば、自分が活躍できていないことへの「劣等感」。

大学生になり私はアメリカンフットボールを始めます。

先輩に憧れRBというポジションを選んだ私は、初めての競技で活躍することを想像していました。

しかし、アメリカンフットボールは過酷な競技です。そう簡単なことではありません。

覚えることも多ければ、体も追いつかない。
挙げ句の果てには骨折など長期離脱も経験しました。

そんな中で同じポジションの同期や後輩がどんどんと活躍していく姿を見ていることが増えていきました。
そして4年生になった時、チームは悲願の関東一部リーグ昇格を決めます。
本当に嬉しいはずの大躍進の中に、自分は思うように活躍できなかったという「悔しさ」や「情けなさ」が残る競技生活になりました。

 

今思い出しても、胸が苦しくなったり、あの時こうしていればよかったなと思ったりことがたくさんあります。

サッカーをしている夢なんかはいまだに見てしまいます。

しかし、改めて考えてみると、当時の「悩み」というのは「本気」で取り組んでいたことの裏返しなのではないかと思うのです。

 

もっとうまくなりたい。

強い選手になりたい。

 

そんな思いがあったからこそ、うまくいっていない自分に悩みもがいていたのだと思います。やはり私は、その競技自体が好きだったのだと思います。

 

だからこそ、不思議と途中で投げ出そうと思ったことはありませんでした。

「競技をやめようと思ったことはあるか?」と選手からたまに聞かれることがありますが、記憶の中にそれはありません。

 

目の前のことが「好き」だという気持ちが一番大事。

これが、私の競技人生を通して学んだ最も重要な教訓です。


競技を好きな気持ちだけでは上手くいかない。

「競技を好きな気持ちはあるか?」

 

これまでを振り返っても、私の中では自信を持ってYESと言えます。

では私自身競技者としてうまくいったのかと言われると、これまた自信をもってNOと言えます。

 

それはなぜだったのか。

 

今振り返ってみると、

 

・好きな気持ちをどのように競技に向けていくのか。

・実際の練習の中でどう表現していくのか。

・悩みをどう処理するのが正しいのか。

 

競技をしていた時の自分にはこれらの答えが全くと言っていいほどありませんでした。

 

つまり「競技を好きな気持ちをどう実現させていけばいいのかを知らなかった」のです。

 

これらはいわゆる「メンタル」のチカラです。

心技体という中で、私の弱点はまさに心の部分にあったと言えます。

 

しかし、当時はそのようなことに気がつきさえできませんでした。

だからこそ、私自身の競技人生は「自分の好きな競技を頑張った」という経験以上にはならなかったのだと思います。

 

実はこう言った悩みはアスリートからもいただくことがあります。

 

「メンタルが大事だということはなんとなく知っているけど、具体的にどうすればいいのかがわからない。」

 

これはまさに、先日とあるトップアスリートから相談されたことでもあります。

競技者として様々な支援を受けているアスリートがこのような悩みを持っているのです。

 

そう思うと私自身が選手時代に陥っていた状態というのは、私自身の課題であったと同時に現状のスポーツ界の課題という見方もできるのです。もっと多くの選手がこのような状態にあるはずです。

 

私のミッションの一つはこのような選手を少しでも減らすことです。

 

競技を心から愛する気持ちを、どうパフォーマンスに繋げるのかを選手とともに考え、競技人生を全うできる選手が1人でも増えれば、スポーツはもっと面白くなるのではないでしょうか。


競技を愛するアスリートこそ、その競技を楽しんで欲しい。

今、競技の成績や自分自身のパフォーマンスに悩んでいるなら、それはあなたが「本気で競技を愛しているから」だと、まずは伝えたいです。

 

繰り返しになりますが、「悩み」は「願望」の裏返し。

 

あなたがもし悩んでいるならば、その裏には競技人生で成し遂げたいことやもっとこうなりたいという思いが必ずあるはずです。ただそれをうまく実現できていないというだけなのです。

 

だからこそ、競技を心から愛するアスリートこそ、

「競技を好きな気持ちを練習の中でどう実現するのか。」
「競技を楽しむ姿勢をどのように大会や試合で表現するのか。」

これを身につけていくことが必要になります。

 

そして、それを具体的な課題に落とし込み日々の練習の中で実践することで、競技人生をより善いものにしていくことができます。

 

私はメンタルコーチとしてこのような点でアスリートの支えになりたいと思っています。

 

あなたは

競技を愛する気持ちをどう表現していくか知っていますか?
どのように日々の練習の中で実践をしていきますか?

 

あなたの競技人生がより善いものになることを祈っています。

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